3G LTE WiMAX回線の利用について
3G/LTE/WiMAX回線のご利用について
- 以下のようにLTEの利用を強くお勧めています。
- 1.LTEを使用する
- 2.音声コーデックをG.729(有償)、またはGSM(無償)を使用する。
データ通信回線を利用したVoIP通話は、通信回線の状況が悪化すると、VoIP電話の品質を確保できないことがあります。場所や時間によっては、回線が混雑している場合など状況が悪い場合があります。一般的にアップロードは、ダウンロードよりも遅いため、相手側の音質に影響が出やすくなります。
通話つまりかけた相手からの音声はよく聞こえるが、こちらの音声が途切れたり、まったく聞こえないという症状が発生します
例:
電話をかけた側 →通話(*1)→ 受信した側 *1)アップロード側:音声が途切れたり、聞こえなくなる可能性あり
電話をかけた側 ←通話(*2)← 受信した側 *2)ダウンロード側:通話は良好
接続時の通信状況を確認する方法としては、電話をかけた場合に相手の音声が途切れることがあるようであれば、相手側にも問題が発生していると考えられます。通常は相手側の音質が先に問題が現れます。 場所を変えるか、かけ直すことをお勧めします。
1. LTEを使う
3GとLTEでは通信速度が10倍LTEが早いということもありますが、特にLATENCYの値は通話に大きな影響があります。
LATENCY(レイテンシ)とは、通信を開始するまでに要した時間(遅延)のことで、
例えば、WebブラウザでURLをクリックしてから表示(ダウンロード)が開始されるまでのタイムラグとなりますが、
この値がLTEでは高速であることがポイントです。
3G回線の場合、130〜1700ms程度までとLATENCYの値が大きく、またバラつきがあります。
しかしLTEの場合、50〜70msとかなり良好です。
よって、LTEを利用されることを強く推奨します。
WiMAXは障害物に弱いという点で、建物に囲まれた所や、室内に弱くビルの屋内への電波は非常に届きにくく、通話に利用するには適していません。屋外では利用可能ですが、WiMAXのご利用はお勧めしておりません。
LTEですと、WiMAXに比べて屋内でも電波が入りやすい特性を持っておりますのでLTEを推奨しております。
2. コーデックの指定
音声コーデックの設定で、強制的に要求ビットレートの低いコーデックを利用してください。
アプリケーションの利用可能コーデックから、G.729またはGSMを選びそれ以外をOFFにしてください。
G.729またはGSMコーデックを使用した場合でも、通信キャリアのプランやご利用エリア、時間帯などによっては音声通話に問題が発生することがあります。